「吉田美里ミニライブ」、ウィーン仕込みの豪快かつ繊細な音色に酔いしれる
6月9日(金)、午後6時から、「吉田美里ミニライブ」を、神保町・ブックカフェ二十世紀にて開催しました。ご参加は、スタッフ5名のほか、40名を超えるほどのご参加で、ライブ後の懇親会も大盛況でした。 ライブは、シューベルトの「アヴェマリア」、エルガーの「愛の挨拶」、ヴィエニアフ...
今週末見るべき映画「ルイ14世の死」
――ヴェルサイユ宮殿を建造した「太陽王」、ルイ14世。その死までの数週間を、子細に描いて、あきない。 かなり昔、ヨーロッパ旅行で、ヴェルサイユ宮殿に行った。パリの西南約22キロ、バスで30分ほど。とてつもなく広い庭園に、大きな噴水がある。宮殿には礼拝堂、オペラ劇場まであるら...
今週末見るべき映画「ゲティ家の身代金」
――石油王ゲティの孫、ゲティ3世が誘拐される。身代金は1700万ドル。ゲティは支払いを拒否、その顛末とは!? 1973年、世界じゅうに報道された、身代金目当ての誘拐事件が映画になった。「ゲティ家の身代金」(KADOKAWA配給)だ。...
今週末見るべき映画「29歳問題」
――29歳、香港のキャリアウーマン。仕事は順調、恋人もいる。一見、何も問題がないように見えるのだが・・・ 香港、2005年。 29歳のクリスティ(クリッシー・チャウ)は、化粧品会社のマーケティング担当。仕事は順調で、出世もする。当然、恋人もいる。まるで輝いているような日々に...
今週末見るべき映画「ダリダ あまい囁き」
――輝くばかりの美しさ。心に響く歌声。世界に愛された歌姫ダリダの波瀾万丈の人生。 いろんな国に、大好きな女性歌手がいる。 思いつくままにあげると、キューバではセリア・クルス、ポーランドではエヴァ・デマルチク、メキシコではトーニャ・ラ・ネグラ、スペインではアナ・トローハ、アル...
今週末見るべき映画「モリーズ・ゲーム」
――実話もとに、巨万の富築いたポーカー・サロン主催女性の栄光と転落描く 実在の人物を描き、鮮やかでスピーディ。マシンガンのようなセリフが奔流する。 現在と過去が、巧みに入り交じる。圧倒的な情報量。 あっという間の2時間20分。ハンパではない、とびきりのおもしろさ。...