第8回「編集よもやま話・暮しの手帖で学んだ40年」のご案内―「旅と思索社」の廣岡一昭さんを迎えて
二井康雄です。 お元気でお過ごしのことと思います。
2015年6月から、神田神保町の古書店 「アットワンダー」 の2階 「ブックカフェ二十世紀」 のオーナー、鈴木宏さんのご提案で、「編集よもやま話・暮しの手帖で学んだ40年」 と題したトーク・イベントを、不定期ではありますが開催しています。
ぼくは、「暮しの手帖」 という出版社で、ほぼ40年、編集の現場にいました。 そこで学んだことの少しでも、次の世代に伝えることができればと思っています。
トークは毎回、編集の現場を経験された方や、編集業務の周辺に携わった方などをゲストにお迎えします。
「編集」 にまつわるよもやま話ではありますが、様々なメディアが氾濫する今、出版に留まらず、「編集」 が伝える意味を、多角的に展開できればと考えています。
第8回のゲストは、この出版不況のなか、2014年5月、なんとひとりで、 「旅と思索社」 という出版社を立ち上げられた廣岡一昭さんです。
廣岡さんは、1970年生まれ。 声楽家を志して音楽学校に入学するも挫折。 以降、灯油販売、出版取次の印刷営業、タクシー・バスの乗務、業界紙記者などを経験し、「旅の思索社」 を創設されました。
キャッチフレーズは、「本の街・神田でいちばん小さな、ひとり出版社」。 この2月、あなたの人生をわき道へいざなう書籍 『人生と道草』 シリーズの刊行がスタートしました。
廣岡さんのトークは、起業を考えている人にとって、大いに参考になるかと思います。早春の一夜、お誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください。詳細は以下に。
◆期日: 3月10日(金) 午後7時から (開場6時)
◆会場: 「ブックカフェ 二十世紀」
東京都千代田区神田神保町2-5-4 開拓社ビル
古書店 「@(アット)ワンダー」 2階
(地下鉄・神保町駅A1出口から、右手にまっすぐ30秒ほど。 アクセス)
◆会費: 1500円 (1ドリンク)
※ 別途、カレー、パンピザなど、軽食にドリンクが注文できます。
※ トークは約1時間の予定。 終了後、ゲストを交えての懇親会になります。 こちらに参加ご希望の方には、さらに1ドリンク、おつまみなどが出て、別途、会費1000円です。 以降、各自のフリーオーダーになります。 受付時に、参加ご希望を伺います。
◆会場の都合上、ご参加希望の方は 「ブックカフェ二十世紀」 まで、電話かメールで、ご予約くださいませ。
TEL: 03-5213-4853
Mail: jimbo20seiki @gmail.com (送信時には@前の空白を詰めてお送りください)
会場の関係で、ご予約は先着40名ほどで締め切りとさせていただきます。 なにとぞよろしくお願いいたします。
2月吉日
※写真は、旅と思索社刊 『人生と道草』 シリーズ創刊号 (2017年2月)