第16回「編集よもやま話」―映画評論家の南波克行さん、映画書の執筆・翻訳・編集の苦しみ喜びを熱っぽく語る
7月13日(土)、第16回「編集よもやま話」を開催しました。
トークのゲストは、映画評論家の南波克行さんで、ここ10年余、多くの映画書を執筆、翻訳、編集作業のほか、「キネマ旬報」などで、鋭い映画批評や論考を執筆されています。
当日は、スティーブン・スピルバーグ、トム・クルーズ、宮崎駿、フランシス・フォード・コッポラを中心に、深い知見にユーモアを交え、幅広い映画の捉え方や、膨大なメモから構想を練る執筆姿勢など、映画への熱い思いを語っていただきました。
発刊が決まった単行本ですら、直前に取り消しになる時代、さらに研究、執筆、編集に打ち込まれる決意に、多くの刺激をいただきました。
次回、第17回は、9月、いつもの神保町・ブックカフェ二十世紀での開催です。
ゲストは、この2月、多くの優れた映画を上映し続けている岩波ホールを定年退職された原田健秀さん。
原田さんは、「はらだたけひで」の名で、多くの絵本を出されている絵本作家でもあり、ジョージアという国に魅せられ、ジョージアの映画関連のご著書も数多い、多才な方です。
仮題は、「ジョージアの人、暮し、映画を編集する」。ご期待ください。
※ 写真は、第16回「編集よもやま話」の模様。 ゲストの南波克行さん (2019年7月13日)
※ 関連記事
(「しゃおりんの何でもウオッチ」 2019年6月16日付)