第17回編集よもやま話「ジョージアの人、暮し、映画を編集する」 9/12開催へ
二井康雄です。お元気でお過ごしでしょうか。お忙しいと思い、かなり早めのご案内です。お運びいただけたらうれしいです。
2015年6月から、神田・神保町の「ブックカフェ二十世紀」のオーナー、鈴木宏さんのご提案で、「編集よもやま話」というトークイベントを、不定期ですが開催しています。
ぼくは、暮しの手帖社で、ほぼ40年、編集の現場にいました。ここで学んだことの少しでも、次の世代に伝えることができればと思っています。
トークは、毎回、編集の現場やその周辺に関わった方などをゲストにお迎えしての、「編集」にまつわるよもやま話です。さまざまなメディアが氾濫するいま、「編集」が伝える意味を、多角的に展開できればと考えています。
第17回のゲストは、長く岩波ホールに勤務、優れた映画を数多く、配給、宣伝、上映され、この2月に定年退職された絵本作家の原田健秀さんです。
原田さんの本職は、岩波ホールでの映画の仕事でしたが、「はらだたけひで」の名で、すてきな絵本を数多く出版されています。代表作ともいえる『パシュラル先生』(1989年・すえもりブックス)では、産経児童出版文化賞を、また、『フランチェスコ』(1992年・すえもりブックス、2013年・冨山房インターナショナル)では、ユニセフの国際絵本画家最優秀賞のエズラ・ジャッキー・クーツ賞を受賞されました。
また、1978年、当時はソ連の一部だったジョージア(旧呼称グルジア)のギオルギ・シャンゲラヤ監督の映画「放浪の画家 ピロスマニ」の公開に携わった折に、ジョージアという国に魅せられ、以来、十数回、ジョージアに出かけています。
さらに、画家のピロスマニとジョージア映画の紹介に努め、その集大成として、昨年、第1回ジョージア映画祭を企画、開催され、引き続き、第2回を開催するために奔走中です。
ジョージアは、映画の宝庫。原田さんは、自身の絵本だけでなく、『放浪の聖画家 ピロスマニ』(2014年・集英社)を出版、最近では、『グルジア映画への旅―映画の王国ジョージアの人と文化をたずねて』(2018年・未知谷)を上梓。もう、ジョージアの話なら、延々と、いつまでも語り続けるほどです。今回は、じっくりと、原田さんのジョージアへの熱い思いを伺いたいと思います。
当日は、原田さんのご著書のいくつかを頒布できるようにいたします。ぜひ、この機会にお求めください。また、原田さんのすてきな絵本の原画の数々も、お目にかける予定です。
いつものトークの後は、懇親会となります。ご家族、ご友人など、お誘い合わせの上、お運びください。詳細は以下に。
■第17回編集よもやま話 「ジョージアの人、暮し、映画を編集する」■
★日時: 9月12日(木) 午後7~9時 (開場、受付は6時半~)
★会場: 「ブックカフェ二十世紀」
東京都千代田区神田神保町2-5-4 開拓社ビル2F
(1Fは古書店 「@(アット)ワンダー」)
* 地下鉄・神保町駅A1出口から右に、徒歩30秒ほど (アクセス)。
★会費: 2000円 (1ドリンク付き)、懇親会会費は別途2000円
※ 別途、カレー、ピザパンなどの軽食、ドリンクが注文できます。
※ トークは、約1時間の予定。 その後、懇親会になります。
※ トークのみのご参加も可能です。
ご予約受付時に懇親会参加の有無を伺います。
懇親会での追加オーダーは、各自のご負担となります。
★ご予約: 「ブックカフェ二十世紀」まで、電話かメールで、お名前、ご参加人数をあわせて、ご予約ください。
TEL: 03-5213-4853
Mail: jimbo20seiki @gmail.com (送信時には@前の空白を詰めて送信ください)
なお、会場の都合上、ご予約は先着50名ほどで締め切りとさせていただきます。
★この 「編集よもやま話」 の過去16回の記録は、拙HP (futai-site) の 「ブログ」欄 に掲載されています。 ここには、映画レビューや、書き文字などの記事も載せていますので、ぜひともご笑覧ください。
8月吉日