今週末見るべき映画「ホドロフスキーのサイコマジック」
――今週もまた、先週に続いての2本立て。映画興行は再開されていますが、当分は、座席数が約半分という状態のようです。早く、定員通りの座席数での公開になって欲しいものですね。今週は、6月12日(金)公開の、「ホドロフスキーのサイコマジック」から。...
今週末見るべき映画「お名前はアドルフ?」
――今週は、6月6日(土)公開の「お名前はアドルフ?」です。 (2020年6月5日「二井サイト」公開) ★「お名前はアドルフ?」 爆笑そして爆笑。2020年上半期に見た映画で、いちばんの爆笑劇だ。 「お名前はアドルフ?」(セテラ・インターナショナル配給)の舞台はドイツのボン...
今週末見るべき映画「凱里ブルース」
――コロナ・ウイルスとやらで、映画業界も大変なことになっています。試写が延期、映画館も一時閉鎖で、公開延期も続出。それでもなんとか、細々ではありますが、優れていると思った映画のレビューは続けていきたいと思っています。で、今週は6月6日(土)公開の「凱里ブルース」から……。...
今週末見るべき映画「ようこそ、革命シネマへ」
――紛争、内戦の続いたスーダン。1960年代から70年代にかけて、海外で映画を学び、映画作家になった人たちもいる。イブラヒム・シャダッド、スレイマン・イブラヒム、エルタイブ・マフディ、マナル・アルヒロの4人は、1989年、映画製作集団「スーダン・フィルム・グループ」を設立す...
平凡社の雑誌「こころ」第54号の新連載記事でナビゲーターに
平凡社刊行の隔月発行の雑誌「こころ」第54号の新連載記事のナビゲーターを務めました!! 政府の後手後手かつお粗末なコロナ対応に、腹立たしい日々を過ごしていらっしゃることと存じます。 全戸に配達するというマスクひとつとってみても、不良品が混入。マスク配布を決めた一部の政治家や...
「しんぶん赤旗」に書評を寄稿しました
2020年4月5日(日) の「しんぶん赤旗」に、書評を寄稿しました。 映画評論家、村瀬広さんの 『アメリカが面白くなる映画50本』 (新日本出版社) について、「米国の長所・短所 映画から学ぶ」 という見出しで論評しています。...
今週末見るべき映画「世界でいちばん貧しい大統領」
――サブタイトルに「愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」とある。2010年3月から2015年2月まで、ウルグアイの第40代大統領だったホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノを、ユーゴスラビアの混沌たる時代を生き抜いた映画監督エミール・クストリッツァが、2014年から大統領退任までのホセ...
今週末見るべき映画「コロンバス」
――コロンバスという地名はアメリカのあちこちにある。映画「コロンバス」は、モダンな建築群で有名なインディアナ州のコロンバスが舞台だ。建築オタクの若い女性と、韓国系の中年男が知り合う。教会、図書館、シティホール、病院、銀行など、ふたりの話題の中心は、建築についてだ。一見、ラブ...
今週末見るべき映画「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」
――まるで夢を見ているような映画。記憶に記憶が重なり、例えば、死ぬ寸前に、それまでの人生の一瞬一瞬が、走馬灯のように脳裏を駆け抜けるような感覚に襲われる。中国の貴州省、凱里出身で、監督、脚本のビー・ガンは、過去の記憶を辿る男ルオ・ホンウの、夢のようなイメージを重ねて、ルオの...
演劇「ストリッパー物語」「飛龍伝」
2月26日(水)、浅草・木馬亭にて上演中の中村静香、田谷野亮主演のつかこうへい作の演劇「ストリッパー物語」が、大好評のうちにに終了しました。 ぼくは、ポスター、チラシ、パンフレットに、タイトルの書き文字を書きました。また、パンフレットには、コラム「映画のなかのストリップ&ス...