シネトーク&シネミュージック・スペシャル 映画「脱皮」劇場公開前トークを開催しました
「シネトーク&シネミュージック」は、作曲家、ピアニストの佐藤慶子さんと、元「キネマ旬報」編集長の植草信和さんと開催しているイベントで、さまざまな映画をテーマに、トークと映画にちなんだ音楽を生演奏でお聴きいただいています。...
今週末見るべき映画「バグダッド・スキャンダル」
――国連に抱いているイメージが一変する。イラクのフセイン政権崩壊の前、経済制裁にイラク市民は苦しむ。国連の、食料などを援助、供給する救済プログラムが実施されるのだが……。 (2018年10月31日「二井サイト」公開) 学生時代の友人が、国連の農業関係の仕事で、ニューヨークに...
友人Mさんへの手紙(2)「第31回東京国際映画祭2018」を見て
Mさん、メール、ありがとうございます。今日は、11月4日(日)です。Mさんは、「グランプリは該当作なし」とおっしゃっていましたが、そうもいかないようで、ちゃんと受賞作が決まりましたね。 東京グランプリは、フランスのミカエル・アース監督の「アマンダ(原題)」。ダヴィッドという...
友人Mさんへの手紙(1)「第31回東京国際映画祭2018」を見て
Mさん、今年も、「第31回東京国際映画祭2018」では、いろいろとお世話になりました。いま、11月2日(金)の午前12時半を過ぎたころです。 1日(木)に、やっと、コンペティション作品16本のうち、日本映画を除く14本を見終えました。いよいよ、今日の夕方に、各賞が発表になり...
今週末見るべき映画「ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ」
――人種の異なる多くの人が住むニューヨークのジャクソンハイツに、さまざまなドキュメンタリー映画を撮り続けているフレデリック・ワイズマン監督のカメラが入っていく。 (2018年10月16日記・サイト公開) ジャクソンハイツは、ニューヨークのクイーンズ区の一角にある。世界じゅう...
シネトーク&シネミュージック・スペシャル 映画「脱皮」劇場公開前トークご案内
お元気でお過ごしでしょうか。 このほど、佐藤慶子さん主宰の広尾のスタジオ・MuCuL(ミュウカル)で開催中の 「シネトーク&シネミュージック」 (佐藤慶子さんのピアノ演奏と、「キネマ旬報」元編集長・植草信和さんとの映画トーク)...
第12回「編集よもやま話―キューバ音楽を編集する」 映画監督の高橋慎一さん、爆笑誘いつつキューバ音楽への愛を熱っぽく語る
10月21日(日)、第12回「編集よもやま話」 を開催しました。 トークのゲストは、写真家、音楽ライター、映画評論、音楽プロデューサー、映画監督の高橋慎一さん。 2年ほど前、キューバのハバナを舞台に、若いミュージシャンたちのいまを描いたドキュメンタリー映画「Cu-Bop」を...
今週末見るべき映画「アンダー・ザ・シルバーレイク」
――ロサンゼルスに住む青年サムは、成功を夢見ているが、家賃さえ、まともに払えない。ある日、知り合った女性サラが行方不明になる。探偵気取りのサムは、サラの捜索を続けているうちに、ある暗号の存在に気付くのだが……。 (2018年10月10日「二井サイト」公開)...
今週末見るべき映画「教誨師」(きょうかいし)
――死刑囚に面会し、話しかけ、話を聞く。まだ新米の教誨師で、牧師の佐伯保は、さまざまな境遇の死刑囚たちと向き合っていく。 基本的に、死刑に反対である。 制度そのものは、凶悪犯罪の抑止力だが、そもそも、死刑に値するような犯罪を無くすことが、政治の大きな務め、役割だと思っている...
今週末見るべき映画「運命は踊る」
――息子が戦死したとの誤報が、イスラエルに住む夫婦の運命を翻弄する。戦場での検問にあたる息子もまた、人生の歯車が狂っていく。 運命について、古今東西、いろんな人が言葉を残している。 「運命は我々を導き、かつまた我々を翻弄する」(ヴォルテール)。「平らな道でもつまずくことがあ...